■内科
一般には、総合診療科や一般内科と呼ばれています。高血圧、高脂血症をはじめとする生活習慣病や、インフルエンザ、咽頭炎、胃腸炎などの急性疾患が対象となります。また、原因がわからない発熱や倦怠感、食欲不振、体重低下などの原因を調べて、適切な治療や専門医への紹介を行うのが、内科の役割になります。お気軽にご相談ください。
■循環器内科
心臓を診る内科です。全身に血液を「循環」させる心臓を扱うことから、循環器と呼ばれています。心臓の病気はすべて対象になります。心臓の病気は、大きくは虚血性心疾患と不整脈の2つに分けられます。
【虚血性心疾患とは】
虚血性心疾患とは狭心症や心筋梗塞の総称です。心臓の筋肉に酸素や栄養を供給している冠動脈が動脈硬化を起こして、細くなったり詰まってしまうと、胸の重苦しさや強い胸痛を感じます。このように心臓が動くために必要な血液が不足するという意味から「虚血」という名称が付いています。虚血性心疾患は心電図検査、心臓エコー(超音波)検査で診断します。
【不整脈とは】
不整脈の主な症状は動悸です。不整脈の多くは治療の必要がなく、経過観察で大丈夫ですが、立ちくらみを起こしたり、突然倒れてしまう重篤なものもあります。また、脳梗塞を引き起こす可能性のある不整脈もありますので、治療が必要かどうか、的確な診断が必要です。通常の心電図のほかに、24時間心電図という長時間の心電図を記録する装置を使って診断します。
■糖尿病内科
現在、日本では糖尿病の疑いのある成人は、糖尿病予備軍を含めて1,870万人と推定されています。糖尿病は動脈硬化を引き起こすため、前述の虚血性心疾患を合併している方も多く見られます。糖尿病は自覚症状が乏しいため、気が付いた時には、すでに進行した状態になっているという方も少なくありません。
【糖尿病の合併症】
糖尿病には様々な合併症がありますが、特に糖尿病性網膜症、糖尿病性腎症、糖尿病性神経障害は糖尿病の三大合併症と呼ばれています。この三大合併症も基本的には小さな血管の動脈硬化が進行することによって引き起こされる病気です。これらの合併症も一度進行してしまうと、その後血糖コントロールを行っても、なかなか進行を食い止めることができません。やはり、できるだけ早い段階で治療を開始する必要があります。
【糖尿病治療の基本】
治療の基本は食事、運動療法です。初期の段階では、食事、運動療法のみで血糖管理が可能ですが、効果不十分な場合は内服薬治療を行います。現在の糖尿病治療薬は、ビグアナイド薬、チアゾリジン薬、スルホニル尿素薬、αグルコシダーゼ阻害薬、速効型インスリン分泌促進薬、DPP-4阻害薬と、種類が豊富で、併用することによって、治療効果も高まっています。しかし、すい臓のインスリン分泌能が低下し、インスリン補充療法が必要な場合は、外来通院でのインスリン導入を行うことがあります。但し、どんな場合でも治療の基本は食事、運動療法です。
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
9:00~12:00 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | / |
14:00~18:00 | ○ | ○ | ○ | / | ○ | / | / |